名栗湖（有間ダム）にて対角魚眼レンズで星空を撮影（埼玉県飯能市）

3月の中旬に埼玉県西部の名栗湖を訪れました。名栗湖は飯能市の西側に位置します。市街地からは離れているため暗い空を楽しむことができます。

この日は対角魚眼レンズで星空を撮影してみました。

名栗湖での星景写真の作例

水鏡に映る星空

◆撮影条件

こちらは西側の空。ダムをせき止めている壁の上が道路になっていて、そこから撮影しました。

ゆがんで見えるのは超広角の対角魚眼レンズで撮影しているからです。星空撮影では定評のあるレンズですが、四隅の星像は良くないですね。よければアップで見てみてください。

水面に星空が映し出されました。もう少し水が増えるか低いところから撮影できればもっと水面を強調できるように思います。周囲の山が高いので空も反射も開けた感じがやや少なく、この高さだとちょっと中途半端にも思います。

霧が立ち込める反対側

◆撮影条件

こちらは縦構図で。先ほどの作例とは反対に、東側を見ています。ダム湖の下流の川が下方にあり、そこに霧が立ち込めていました。

関東平野のほうを向くことになります。こちらの空はだいぶ明るいですね。上ってくる天の川と撮影できたらきれいだと思いますが、少し難しいかもしれません。

なお、左上に見えているのは街灯の一部です。避けたかったのですが、この日に集まっていた走り屋さんの車との位置関係で泣く泣く妥協せざるを得ませんでした。平日なら静かかもしれませんね。

名栗湖の撮影地情報

• アクセスのしやすさ：車◎、公共交通機関△
  →駐車場から今回の撮影場所までは200ｍほど歩きました。
• 最寄りIC・駅：関越自動車道坂戸西スマートICから約20分，JR八高線・西武池袋線東飯能駅からバス移動後、約1.6km
  →高低差もあるので車以外でのアクセスは避けたほうが無難です。
• 方角：北～西～南
  →関東平野のある東側は明らかな光害があります。
• 空の暗さ：◎（とても暗い）
• 地上の明るさ：◯（暗い）
• トイレ：◯