2021年7月に銚子へ出かけました。銚子に行くのは3年ぶりです。前回はまだ星空を撮り始めたころで、APS-C機で犬吠埼灯台と星空を撮影しました。
犬吠埼灯台の光跡と星空を撮る(千葉県銚子市)
2018年5月に千葉県銚子市を旅行し、犬吠埼を訪れました。 ほぼ快晴に恵まれたこともあり、星空と灯台の明かりの両方を撮影することにしました。灯台のある風景はとてもロマンティックで楽しむことができました。 犬吠埼灯台での星景写真の作例...
それからかなり機材を揃えて、再びの挑戦です。
今回は犬吠埼灯台ではなく、その少し南の長崎鼻へ行きました。ここは関東地方で最も早く日の出を見られる場所として有名です。
長崎鼻での星景写真の作例
長崎鼻一ノ島照射灯と天の川
◆撮影条件
カメラ | Canon EOS 6D(天体改造) |
レンズ | SAMYANG 14mm F2.8 ED AS IF UMC |
焦点距離 | 14mm |
絞り | f/2.8 |
シャッタースピード | 30.0秒 |
感度 | ISO 3200 |
フィルター | なし |
現像 | Lightroom Classic CC |
撮影日時 | 2021/07/17 23:56 |
この照射塔は船が周辺の岩場に座礁しないように設けられているそうです。相当な明るさのビームでした。私は近づいて撮影しましたが、離れたところから撮影している人もいました。
なお、このビームは回転・移動・点滅はしません。ずっと1点を照らし続けています。
照射灯と天の川を対角魚眼レンズで
◆撮影条件
カメラ | Canon EOS 5D MarkIV |
レンズ | SIGMA 15mm F/2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE |
焦点距離 | 15mm |
絞り | f/3.2 |
シャッタースピード | 25.0秒 |
感度 | ISO 3200 |
フィルター | なし |
現像 | Lightroom Classic CC |
撮影日時 | 2021/07/18 00:08 |
このように空が広いときには、対角魚眼レンズが大活躍。照射灯のビームがうまく灯台に重なるように撮影しました。バランスのよい構図に収められました。
小さなボートと大きな天の川
◆撮影条件
カメラ | Canon EOS 5D MarkIV |
レンズ | SIGMA 15mm F/2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE |
焦点距離 | 15mm |
絞り | f/3.2 |
シャッタースピード | 25.0秒×4枚 |
感度 | ISO 3200 |
フィルター | なし |
現像 | Lightroom Classic CC、Sequator |
撮影日時 | 2021/07/18 00:16 |
付近に古いボートがあったので一緒に撮ってみました。天の川がもう少し対角に入る時間帯だとよりバランスが良さそうでしたね。
長崎鼻の撮影地情報
周辺は住宅地です。迷惑にならないように行動しましょう。また、駐車場はなくすぐ最寄りの道路は駐車禁止です。
また、現地は堤防に囲まれています。海岸に入るには漁港の入口が開いているか、堤防の階段を超える必要があります。
- アクセスのしやすさ:車◯、公共交通機関◯
→車は付近の駐車場か、駐車禁止でないエリアに停めましょう。 - 最寄りIC:東関東道大栄ICから約60分
- 最寄り駅:銚子電鉄外川駅から徒歩15分
- 方角:東~南が撮りやすい
- 空の暗さ:◯(暗い)
- 地上の明るさ:△(やや明るい)
- トイレ:✕
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