星景写真の撮影機材・カメラ編【EOS 6D(天体改造)・EOS 5D MarkIV・EOS 8000D】

この記事では私の使っている撮影機材を紹介していきます。今回はカメラ本体編。

2010年代に発売された3機を使っていますが、まだまだ現役です。最新機種に比べて価格も落ちていますし、中古品も豊富に出回っています。

これらの機材の購入を迷っている人の参考になれば喜ばしい限りです!

EOS 6D(天体改造)

いまのところ私が最後に買ったカメラです。

私は雑誌「星ナビ」を購読しているのですが、星景写真を撮る人に定番の機材がキヤノンの「EOS 6D」です。フルサイズのセンサーサイズの割に画素数が少ないため、高感度に強いことが評判でした。2012年発売と古いのですが、投稿写真をみると今でもEOS 6Dを使っている人が多いです。

中古品だと5万円前後で購入できます。映りはかなりよいので、コスパ重視なら良い選択だと思います。

そしてEOS 6Dは天体改造機を使っている人が多いんですよね。中古品を買って改造する手もありますが、ネットオークションに改造済みの機材がよく出品されています。私はネットオークションで2020年に7万円前後で買いました。

作例はタグからご覧ください。天の川の赤い部分や、オリオン大星雲とその周辺の赤いところが映るようになりました。

EOS 6D(天体改造)

EOS 6D(天体改造)で撮影した写真です。

天体改造機とそうでない機材の比較をしてみました。

星景写真で「天体改造機」と未改造機を比較してみた
カメラには通常、赤外光をカットするフィルターが装備されています。可視光ではない光が写り込んで、撮影に影響が出ないようにするためです。 ですが、天体写真ではその「見えない光」も映したいことが多く、そのフィルターを取り除いた「天体改造機」...

EOS 5D MarkIV

2019年に購入したメイン機です。ただし星景写真の撮影では「EOS 6D(天体改造)」をメインにするほうが多いです。EOS 6Dよりも発売が4年新しいのですが、そもそもEOS 6Dが高感度に強いことと、天体改造の有無で差がつく印象です。

キヤノンもミラーレスに移行してしまったので一眼レフ機を使っている私としては少し残念です。性能的には十分ですので、当分はこのまま利用していくつもりです。

日中の撮影にも活躍していて、このブログでは紹介しませんが夜景の写真もよく撮っています。これは天体改造機では色味が変わってしまって難しいのですよね。

鹿嶋港の工場夜景

星景写真の作例はタグからご覧ください。

EOS 5D Mark IV

EOS 5D MarkIVで撮影した写真です。

EOS 8000D

2016年に購入した機体です。私にとって最初に買ったカメラという思い入れのある機材です。

正直なところ、「EOS 6D(天体改造)」や「EOS 5D MarkIV」に比べると性能は劣っています。センサーサイズがAPS-Cと小さいことや、そもそも高感度にそれほど強くないことがあります。

でもこの1台のおかげで星空撮影にハマることができたんですよね。今はタイムラプスやスタートレイル専門に活躍してくれています。また、日中の撮影では気になることがないので旅行などにもEOS 8000Dを連れていきます。

EOS 8000D

EOS 8000Dで撮影した写真です。

電池の持ちがわるいのが難点で、バッテリーグリップを付けて撮影しています。

カメラを買うときには作例をいろいろ見てみよう

私は3台のカメラを使っていますが、どの機材もそれぞれ特徴があります。EOS 6Dは古くても高感度に強く、星景写真撮影ではこれが一番活躍していたりします。

一番よいのは周りの星景写真ファンの人に聞いてみることですが、難しければネットや雑誌で作例写真を見てみましょう。私も人づてに聞いた情報と、ネットの作例を見ながら機材を検討しました。

そのなかで予算に合う機材が見つかれば、ぜひお迎えして星空のもとに連れて行ってあげてください! もし私に何か聞きたいことがあれば、問い合わせフォームかTwitterに連絡をもらえればご協力します。

◆その他の機材紹介はこちら!

機材紹介

使用機材の紹介です。

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